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Vol.1216 2017東京リズム劇場/スナックうすい&デュエット・ナンバー
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3年ぶりの「スナックうすい」。
今回のお客さまは美しい女性を従えて華やかな衣裳で踊る夢を抱くタップダンサー穴田先生。橋爪は幻想のダンサーSにキャスティングされました。
私はRIKIYA兄さんと舞台袖でお手伝い。本番を覗けるチャンスにありつけました。
お客さまからはカウンターの中から色々な女性が飛び出してくるので大爆笑でした。博品館劇場にセリはありませんので、体を小さくして袖幕からカウンターの下まではってゆくわけです。
うすいママ
岩田映子さん(幻想の歌手)
橋爪(幻想のダンサーS)
隆江さん(幻想のダンサーS)
関島邦江さん(カウンター支える)
天野&RIKIYA兄さん(カウンター出し入れ)
以上の人達がカウンターの中でスタンバイしたりしてるわけですね。
稽古場で段取りがよくわからないまま手伝っていた頃は、カウンターの中で私、関島さん、兄さんの3人がフェイドアウト出来ず閉じ込められる、なんて一幕もありました。笑った!
本番でも椅子や階段の位置がずれたり、何せ暗転中ですのでトラブル続きでした。
カウンターの中から色っぽい歌手岩田さんが出てきて穴田先生を誘惑したり、幻想のダンサー二人が悩ましく絡むダンスの振付は、松本先生です。稽古場でカウンターの上で、ピンナップ・ガールのキャロル・ランディスみたいなエロいポーズを演じてましたね。お上手でした。
穴田先生が振付した橋爪を含む8人の女性ダンサーを従えたナンバーを年末に初めて見せて頂いた時に、非常にダイナミックでショーアップしたステージングに成功を確信しました。
隆江さん、うすいママ、まーちゃん、橋爪を穴田先生が次々持ち上げたりする振りが見事で、特に橋爪をアクロバットの動きから肩の高さまで持ち上げポーズで決める場面では、客席から大きな拍手がわきました。穴田先生と共に橋爪のショー・ダンサーとしての実力を証明する名場面にもなったのではないでしょうか。バックで踊るAkkinさん、まーちゃん、河上莉音さん、加藤愛さんも本番ではグッと笑顔が光るようになりました。良い経験になったのでは。
穴田先生が着ていたシルバーの総スパン燕尾服に決まるまでの道のりはかなり長かった様ですよ。
さて、私のデュエット・ナンバー、今回のお相手は岩田映子さんでした。私が用意した曲は映画「Doll Face」からの1分20秒位の短いものでしたので、アメリカの松本先生からその前後に歌の場面を加えると連絡が来ました。“Would You Like Take A Walk”という雰囲気の似た曲を聴いた時、松本先生のセンスの良さに感心いたしました。二人でタップを踏んだあと、岩田さんがソロでガーシュインの“Who Cares?”を歌い軽くステップを。これらの素敵な振付は松本先生でした。
あまり多くの稽古は出来ませんでしたが、こうした大人のムードのデュエットも中々チャンスが無かったので岩田映子さんとのペアは良い経験になりました。
つづく。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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