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Vol.1215 2017東京リズム劇場/タップ名作劇場「美女と野獣」
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ディズニー・アニメの名作の松本先生バージョン。
台本を頂き、本読みからキャスティングされました。野獣役の宮下恵一君が全身着ぐるみで生台詞、さらにはタップまで踏みました。
タップ名作劇場は物凄い量の語りをこなすのが大変です。河上莉音さんが頑張りましたが、衣裳プランは難航しました。発想がレトロな松本先生、「ロンパールームのお姉さんみたいなボウシを」記憶に無い!
さて私は、冨田先生演じるベルがたずねる村の本屋の店主役を頂きました。今回のリズム劇場での冨田先生との唯一の絡みです。私が松本晋一著「ロープウェイ探訪」をすすめると、ベルが「冨田かおるのパーフェクト・タップ・ダンシング」を選ぶという楽屋落ちのやり取りにお客さま大爆笑でした。
リズム劇場の七不思議の一つにチラシの最上段の6人がガッツリ絡むことの少なさです。みすみ“Smilie”ゆきこ先生、穴田英明先生を別にすると松本先生とはオープニングとフィナーレですれ違うだけ。橋本祥先生とも全く顔を合わせてません。それでも成り立つ層の厚さなのでしょうね。
さて、野獣の住むお城には色々な物に変えられてしまった召し使いたちがおり、ベルを歓迎するパーティーをひらきます。蝋燭姿(アステアの定番黒燕尾服姿)の白川希さんによって歌われる“Be Our Guest”の歌に次々と現れるのが私達でした。
私はチーズ姿でワイン姿のみすみ先生と軽くステップを。みすみ先生とはホント久しぶりで嬉しかったです。橋爪は豪華なデザート組のクレープ姿で登場。
劇場でのダメ出し「デザート組のゴージャス感が足りない。まだコージー・コーナーのレベルなので資生堂パーラーくらいになるように!」と言ったあとに先生自らがリタ・ヘイワースみたいに肩を使ってセクシーに歩いて見せると、なるほどと皆さん拍手。
この場面、全て松本先生が段ボールで作り上げたものでした。私の呼んだお客さまの一人は、私の着ているチーズがあまりに美味しそうなので、すっとチーズを眺めてしまい最後まで私に気づかなかった?とか。
フォーメーションが多くて、大人数なので劇場での場当たりが大変でした。
松本先生
「枝豆もっと後ろから」
「餃子のシンメ」
「ラーメンもっと右」
「ビールもっと弾んで」
「ステーキ歌う!」
ベルの冨田先生が必死に笑いをこらえてる。
唐揚げを頭に被った首藤さんが迷子になっていたので穴田先生「松本さん、ジャガイモどこですか?」
「あれって唐揚げじゃなかったっけ?」と誰か。
私は、白川さんの歌に合わせて全員で踊るこのナンバーが大好きでした。お客さまも笑顔でご覧になっていて、本当に楽しかったです。
つづく。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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