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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.120 魅惑のコンサート潜入ルポ 第3弾
昨年夏のサザン・オール・スターズ、秋の小田和正さんに続き、<魅惑のコンサート潜入ルポ第3弾>、日本武道館での「松田聖子コンサート」に行って参りました。
今年でデビュー29年というすごいキャリア。世の若い女性が皆、“聖子ちゃんカット”だった1980年頃、どこにいても、どこに行っても流れているのが彼女の歌でした。今回私がこのコンサートを選んだ最大の理由が、とりあえず5曲以上は歌える曲があるからです。
サザンのコンサートでは、アリーナ席が予想をはるかに超える盛り上がり状態でついていけなかったので、冷静に参加できそうなスタンド席を確保しました。私の席の周りには、かなり若いファッションの女性が多かったのですが、ステージに登場した聖子さんはもっともっと若い衣裳で、もう言葉がありませんでした。私のように普通に聖子さんを見てきた人間にとって不思議なのは、女性ファンの圧倒的な多さです。男性ファンによる「聖子ちゃーん」の掛け声は健在でしたが。
プログラムでは、デビューから5年目位までの最もヒットした曲をバランス良く並べ、ファンの期待に応えた内容になっていました。ただ、初期の曲は歌い上げる部分、例えば「青い珊瑚礁」の“風に乗って走るわあ〜”とかが多いので、テンポを落としたり、キーを下げているような気がしました。そういう自分も最近では“JAM”や“Diga Diga Doo”を、もうオリジナルのスピードでは踊っていません。
そして、意外だったのが“Rock'n Rouge”の場内大合唱でした。これは化粧品会社のCMソングとして当時大ヒットはしましたが、サビの部分は良いのにそれまでが単調な曲だと、私など初めてフルコーラスで聞いたときに思ったものです。今回一緒に歌わされて参加してみると、コンサートで歌手とファンが一体化するのにもってこいの曲であることに気づきました。つまり誰でも歌えるのですね、この歌は。もう“Pure Pure Lips”が耳から離れません。
CMソングと言えば、ペンギンのアニメで話題になった“Sweet Memories”や、TVドラマの主題歌だった“蒼いフォトグラフ”などは出てきませんでしたが、聞いてみたかった曲の一つです。
聖子さんの歌声を聞いていると、先日亡くなったマイケル・ジャクソンの“スリラー”のMTV、映画「フラッシュ・ダンス」の主題曲“What a Feeling”などもそうですが、1980年度初めの自分の青春時代にタイムスリップできたのが一番の収穫でした。
写真上 :  あらゆるジャンルの“聖地”日本武道館。東京オリンピックが開催された1964年に開館
写真下 :  コンサートツアーグッズのうちわ

天野 俊哉






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