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Vol.1194 2017年は《ロープウェイ》の年に?
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2016年最後の水曜日、岩本町にあるTRBタップダンス・スタジオでの「東京リズム劇場」のお稽古が早く終わったので、時間潰しに神保町へ。
こうやって足の向いた時が怖いのですね!
まあ、いつもの事ですが。
映画雑誌が山積みになったお店で、先日亡くなったザ・ザ・ガボールが表紙のキネマ旬報誌¥300を発見。
ザザが主演した「赤い風車」のシナリオ掲載はあったものの、他に目ぼしい記事が無いのでパス。
今日は調子良いぞ。
風が冷たい日だったので、今年の9月に松本晋一さんがトーク&サイン会を開いた書泉グランデに飛び込む。
1階フロアの壁の棚には、DVDがズラリ。もう誰も手を出さない廉価版ばかりですが、一応チェックしないと気がすまない。
まさか!
さっきの店で「赤い風車」のシナリオをパスしたと思ったら、この店には「赤い風車」のDVDがある。少しばかり目をスライドさせると、ミシェル・モルガンの「霧の波止場」がある。
ザ・ザ・ガボールとミシェル・モルガンの追悼コラムを書き終えてから彼女達の代表作が出てくるなんて。
少し悩んでレジへ。
2枚で¥780。
その後、書店1階のエレベーターホールを歩いていると特集コーナーが目の前に。《2017年はこれが流行る!》なる内容です。
そこには《ロープウェイ》の文字が!
その下には松本晋一さんの「ロープウェイ探訪」(グラフィック社)がしっかり置かれています。
何だか凄い。
どうやら書泉グランデの書店員の方々による書泉トレンド趣味大賞なるイベントらしい。
何だか凄い。
以前、松本さんに聞いたところ、発売されて数ヵ月すると出版元に戻されるとか。現に秋になった頃、行ったら見あたらなかった松本さんの「ロープウェイ探訪」が、今では5階のりもの売り場に沢山置いてありました。
それを考えると、書店員の方々が味方に付くのは強みですよね。
百人力だあ。
ただ、ロープウェイ愛に満ちた松本さんの本に対抗できるロープウェイ本の登場なんて今後あるのでしょうか?少しばかり気になるところです。
いずれにせよ、これを機に全国の、小さな書店に至るまで、多くの書店に松本晋一さんの「ロープウェイ探訪」が置かれますように。
皆様も応援よろしくお願いいたします!
天野 俊哉
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