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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.112 最近読んだ本 〜かつてタップをふんでたタレントさん達〜
佐々木隆子先生のタップのお弟子さんでもあった、大場久美子さんが本を書かれたというので書店へ。「女性エッセイ」コーナーや「タレント本」コーナーには無く、やっと見つけたのが「心の病」のコーナー。
「やっと。やっと!パニック障害からぬけ出せそう・・・」(主婦と生活社)というタイトルの本でした。「更年期障害」に似ているというその病気との闘いをつづった内容で、私がイメージしていた大場さんの本とは全く違いました。今では大分良くなられたとの事ですが、お体に気をつけて活動していただきたいと思います。今思うと、隆子先生と親しくされていた芸能人の方々は、気持ちがやさしく、気遣いの方が多かったようです。

近年SMAPを筆頭に、ジャニーズ事務所の男の子達のお行儀の良さには感心します。「やんちゃ」とか「能天気」といった少年らしさが欠けているような気がしますが、事務所の方針なのでしょう。
ジャニーズ事務所のかつてのキング、田原俊彦さんと言えば、全く計算なしのぶっ飛び発言。大いに笑わせてくれましたっけ。当時のヒット曲の中に、「ハッとして!GOOD」「L・O・V・I・N・G」「チャールストンにはまだ早い」などスインギーなサウンドが多かった事で、隆子先生がよくタップの振付をしたものです。
今年デビュー30周年を迎えた彼が、「職業=田原俊彦」(KKロングセラーズ)という本を書いたので、さっそく購入。元、光GENJIの諸星君や大沢君の本ほどサプライズは無いものの、結構楽しめました。
同じたのきんトリオの近藤真彦さんが、いまだにジャニーズ事務所にしがみついていたり、野村義男さんが浜崎あゆみさんらのコンサートのギタリストとして世を渡っている事を思えば、あの「ビッグ発言」で大転落した田原さんは負け組かも知れません。けれども、今回の出版記念パーティーでの芸能レポーター達とのやり取りが、30年前と全く同じって、「やっぱり俊ちゃんて、ビッグだなあ」と、えらく感動してしまいました。多分、草g君も、うらやましく思っている事でしょう。
そんな田原さんの本の横、そう、同じ「た」行にあったのが田代まさし氏の「審判」(創出版)でした。東横線でいけない事をして監獄に入った田代氏の懺悔の本ですが、実は私、今から20年前、1990年のフジテレビ「新春かくし芸大会」でこの田代氏主演のドラマに出演した事がありました。隆子先生のもとに田代氏じきじきにオファーがあり、私が現場に派遣されました。セットは何と監獄で、私はタップを踏む看守の役、田代氏は牢屋の中で私のタップにズッコケる囚人の役でした。今考えると、これって「ミニにタコ」よりも笑えないギャグですね。この映像、YOU TUBEで見つけたら教えてくださいね。

天野 俊哉





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