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Vol.1114 4DXで観た「シン・ゴジラ」
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先日、新宿のディスク・ユニオンの映画専門フロアに足が向きました。そこで、やたらハイな外人二人組に遭遇。
「WOW!」とか感嘆する会話の合間に聞こえてきたのが「Shouwaゴジラ」とか「Heiseiゴジラ」なんて昭和や平成の付いたゴジラ映画CDを見て盛り上がってました。
何だ?それ。
私にとっての「ゴジラ」は1954年、昭和29年製作の東宝映画しかない。
でも気になるな。
仕方なくその晩、テレビで放送していたその「Heisei」ゴジラの映画を観てみました。
ゴジラが口から火を吐くときの迫力にたまげましたし、背中もしっかり光っていました。
これは一度「Heisei」ゴジラをスクリーンで観なければと思いました。
時間つぶしも兼ね「シン・ゴジラ」上映中の映画館へ。
4DX方式での上映とか?
何だ?それ。
たまたま¥1000均一の日でしたが、4DX上映はプラス¥1000の特別料金とか。
¥2000ならいいか。
窓口で何やら注意事項を受けるがよくわからない。
場内に入ってビックリ。まるで遊園地の椅子みたい。
@激しく揺れる
A叩かれる
B風が当たる
C水が当たる
Dにおう
これが売りみたいですが、実のところ作動するたびにゲラゲラ笑ってしまいました。今一つ画面とのフィット感が無くて。
でも、興味のあるかたにはオススメです。
で、映画ですが気になりすぎた部分がありました。
その一
最初に出てくる奇妙な形をした怪獣を見たとたんぶちギレるゴジラ・ファン続出では?こいつがやがて私らのよく知っているゴジラに変身するのですがね。
そのニ
ゴジラが上陸して破壊するのが羽田、蒲田、品川、川崎、小杉って詳しいエリアばかりで落ち着かない。品川教室の近くの品川神社まで出てくるのですよ。
ゴジラが鎌倉に出現した時なんか、ゴジラが戸塚まで行くんじゃないか?ってY'sのスタジオよりもプリン君の心配をしたりしました。
その三
怪獣映画のくせに出てくるのが政治家とか科学者とかばかりだし、セリフも難解すぎる。また、内容が変にリアルで気味が悪い。
もっとゴジラを暴れさせて欲しかった。
その四
石原さとみさんが日系二世カヨコ・アン・パターソンを演じる。絶対そうは見えないのと、帰国子女の子みたいにヨコモジの発音だけが本格的な英語。
ゴジラがゴッズィーラとか。
お綺麗な石原さんだから許されてしまうかも知れませんが。
その五
映画の最後に沢山のスタッフ名、キャスト名が出てきますが、《取材協力》の中に小池百合子さんの名前を発見。
都知事選PRのひとつだったのかしらん?
まさか、同姓同名とか?
文春さん教えて下さい。
トリビア
初代ゴジラの身長は50メートル。
シン・ゴジラの身長はハリウッド版も含め、過去最高の118.5メートル!
写真下2枚
東宝スタジオのメインゲート脇に設置されているゴジラのブロンズ像の高さは約2メートル。
試しにポスターと同じアングルで撮ってみましたが、腕の逞しさ、ゴツい皮膚感、全体のバランスなど、個人的にはCGシン・ゴジラより断然こちらの方に造形美を感じます。(Y's取材班)
天野 俊哉
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