|
|
| | |
|
|
|
|
| | |
|
Vol.1112 Space J-Cats Dance Unlimited Vol.10(その3)
|
|
ダンス・スタジオSpaceJ-Catsの第10回目の公演「Dance Unlimited」で抜群のダンステクニックを見せたRIKIYA兄さん。
「これだけ踊れればタップなんて踏まなくても良いのに!」と思ってしまいましたが、やはりTAPでの笑顔も良かったです。
面白かったのがプログラムにある“CM”なるナンバー。
実はこれ、タップ用のベニヤ板を踊りながら舞台上にセッティングするのと、スタジオの宣伝を一緒にやってしまおう!というナイスなアイデア。笑えてしかもムダが無い。やたらお客さんにウケていました。
そしてTAPナンバーが終わった後お洒落なチェーサーが流れ、ブルー暗転の中キャストがそれらをはがしてフェード・アウトさせる。
今年のNTDで皆さんが踊った安室奈美恵さんの“UNUSUAL”はハードなTAPでしたが、初めて見る“Sunday Morning”というTAPは、夏のムードでカラッと明るいナンバー。兄さんの素の優しい部分が見れました。また、途中で小さな男の子が出てくるのですが一緒に踊られたのがご両親みたいでした。こんな場面をさりげなく見せるあたりが気遣いの出来る兄さんらしい。チェーサーの選曲がまたムーディーでしたよ。
さて、TAPのナンバーにも出演していた長澤仙明先生と滑川美穂先生によるタンゴの曲を使ったバレエ“Allure”が素晴らしかった。
バレエのナンバーでは一般受けしやすいディズニーの“メリー・ポピンズ・メドレー”をもってきたりしましたが、出色は2部のオープニングを飾ったガーシュインの名曲集。大人の方々の“I Got Rhythm”が実にショーアップしていました。また可愛い兵隊さんの衣装を着た子供達の“パリのアメリカ人”では、ガーシュインがパリの街で耳にしたタクシーのクラクションの音のパートに何とオモチャの笛を持ってきました。振付の楽しいアイデアで子供達の可愛らしさが倍増しました。
どれもハイレベルなダンスの連続でしたがSoul Pankingというジャンルのナンバーが際立っており、あの腕の使い方にはうなりました。また、照明も最も生かされたいた様です。
皆様にはもっともっとその素晴らしさをお伝えしたかったのですが、私の文章力では残念ながらここまでです。
終演後RIKIYA兄さんに一目だけ会えましたが、もうワン・ステージありましたので記念写真も撮らずに失礼しました。
お疲れ様でした!
天野 俊哉
|
|
|
|
|
|
| | |
|
|
|