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Vol.1103 渋谷シネマヴェーラ/映画史上の名作特集Bマルクス・凸凹・珍道中コメディ
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渋谷の名画座シネマヴェーラ「映画史上の名作#15」特集第三週の8月13日(土)以降のプログラムは観たことの無い作品や、あまり記憶に無い作品が多いのでピックアップしてご紹介して行きますね。
《マルクス兄弟》
ブロードウエイ出身の人気コメディ・チームです。チコ・ハーポ・グルーチョの個性的な3兄弟で、それぞれ音楽のセンスも抜群なので、どの作品にも素敵なミュージカルナンバーが用意されています。
今回はMGMで主演した「マルクスの二挺拳銃」(1940)と日本未公開のミニ作品「ラブ・ハッピー」(1949)が上映されます。一番の売りであるグルーチョのジョークが私達日本人には難しいので、ドタバタ場面が多い両作品は良いセレクトかも。
また、「ラブ・ハッピー」にはタップ・ダンサーのヴェラ=エレンや脇役時代のマリリン・モンローが出演しています。
《凸凹コンビ》
ラジオ出身のアメリカ漫才アボット&コステロの凸凹コンビ。ユニヴァーサル映画全盛期のパワーはありませんが、結構ゲラゲラ笑える「凸凹猛獣狩」(1949)が登場。
《珍道中映画》
歌のビング・クロスビー、歌のドロシー・ラムーアそして笑いのボブ・ホープの3人が珍道中を繰り広げるパラマウント映画の大ヒット・シリーズ。
3作目の「モロッコへの道」(1942)でビングが歌うラブ・バラード“Moonlight Becomes You”が当時大ヒットしました。
ラクダの背中でビングとボブの歌う主題歌も楽しいですよ。
天野 俊哉
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