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Vol.1102 SKDスタスレビューin ゆめまち〜夏のおどり〜
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すっかりお馴染みになった浅草ゆめまち劇場におけるSKDスタス・レビュー。
今回はキュートなレビューガールである西村麻亜沙さんが出演しないので行くべきか?行かざるべきか?悩んだものの、お天気も良くて自然と足が浅草に向いてしまいました。
昼時でしたが、食事にもスイーツにも目をくれずひたすら劇場に。
開場時間すぐ入館したのに場内はすでに満席、サイドエリアの外れに座りました。隣には一目でOGとわかる美人が、その隣にはさらにその上級生の方が。耳をダンボにしてその興味深いお話をずっと聞いていました。8月にコンサートを開かれるそうな。
《夏のおどり》だけあってとにかく露出度のメチャ高い衣装の連続(ひたすらローウエスト)、ラテンナンバーを軸にした選曲。名物のラインダンスには“ラ・クカラチャ”を持ってきたり、若いキャストにはピッタリのレビューでした。
男役の方が3人と少なく、前回のクリスマス公演とはまるで異なる世界観でしたが、女役9名がオープニングのパナマ帽を使ったカラースーツの踊りをボーイッシュに格好良くこなしていました。
暑さのせいか和物は“涼華”1曲のみでしたが、布というか反物というか実に器用に扱い、タイトル通りの展開を見せたのはお見事。
ラメ入りピンクのリリアンの素敵なチャールストンは西村さんが出演していたらタップがさりげなく登場したのでしょうね。
ハイレベルなダンスが見せ場の“トミー・ガン”や“ココナッツ・ベイビー”もさることながら、シルバーのロングドレス(右手のみ手袋)を大人っぽく着こなし、指先の動きがやたらセクシーだったナンバーが記憶に残りました。これがエイトピーチェスの位置づけかな?
また、男役さんの存在が弱い中ブルーの衣装の“ステッピン・ベッドサイド”のお二人のからみに色気がありました。
ゲストの芹なづなさんが歌うジャズ・ナンバーは流石だと思いましたし、ラテン・ナンバーの“マンボ・バカン”が出てくると一気に懐かしいSKD時代にタイム・スリップしてしまいました。
本舞台、上下袖舞台、飛び出し舞台から客席通路までを思いきり使った展開が本当にスピーディで「これぞレビュー」の醍醐味を十分に味わえました。
全15場面55分。
春のおどり、夏のおどりに続いて秋のおどりは10月開催だそうです。
皆様もぜひ一度《SKDスタス・レビュー》に足をお運び下さいね。
天野 俊哉
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