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		| Vol.1086 カウンター席カレー店のあれこれ(前編) |  |  |  
		| Y'sTapDancePartyのコラムを読んでらっしゃる皆様には多分縁の無いであろうカウンター席だけのカレー店。 お店ごと味にこだわり営業している以上、一筋縄ではゆかないようで?
 10代から《有楽町》で映画鑑賞をしていた天野少年。今はなき日劇の一画に銀の食器で出てくるカレー店がそもそも最初でした。
 この銀の食器こそがカウンター席カレー店の定番。でも学校の給食みたい、と思いながら食べてました。
 《蒲田駅西口》にはスプーンが水の入ったコップに放り込まれ出てくるカレー店がありました。いつも不思議に思いながら食べていました。いつ行っても満席だったのに、数年前に閉店。
 《東京駅地下》に今でもあるのが、全品均一価格のカレー店。最初かよっていた頃は確か¥370位でした現在でも¥560位です。不思議なのはポークもビーフもエッグもハンバーグもカツも値段が同じ事。採算が取れるのでしょうか?ただ、めちゃくちゃ回転率の良いお店です。
 《関内駅》から伊勢佐木町に向かう途中、有隣堂の裏辺りにあるカレー店のカウンター内の女性はえらく愛想が悪い。カウンター席の一番外れには有名人らしき人のサインが貼られています。達筆すぎて読めないので、ある時恐る恐る「OKさんのサインですか?」とたずねてみると、初めてニコッと笑顔で「そうですよ!」と答えてくれました。
 国鉄が民営化された頃、《渋谷駅》の一画に突如現れたカレー店。働いていたのが白髪頭の多分定年間近のおじさんばかり。昨日まで鉄道業務で元気に働いていたのでしょう。食器を持つのも、ご飯やカレーをよそうのも、動作がたどたどしくて見ていて辛くなり、2度と食べに行けませんでした。
 もう少しつづく。
 ※写真はイメージです。
 
 天野 俊哉 
 
 
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