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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1082 加藤忠&Akkin タップライブ・イン小岩そのB
 ハンドクラップ・ダンス・ジムでの加藤忠さんとAkkinさんスタジオ・ライブ。
 加藤さんとピアニストキンドーさんのあうんの呼吸が見事だったせいか?ひとつ考えさせられた部分がありました。
 生演奏でなく音源を使ったガッツリした振付作品の“ストレート・フラッシュ”という格好の良い、ハードな男性的なナンバー。ヴァイオリンやエレクトリック・ギターなど弦の音が聴こえてくる。どういったジャンルの曲か?分からず、でも前を見据えて踊るタイプのものでした。でも加藤さんは生演奏のソロの方が格別に良かった。それは、ジャズ・ミュージシャンの演奏がスタジオよりもライブの方がはるかに良いのと同じなのかな?
 さて、今回のスタジオ・ライブのサプライズは最後の最後にやって来ました。
 観客として、パフォーマーとして座っていた子供たちがタップの板を剥がし始め、アリーナ席は座っているお客様によって片付けられ、あっという間にリノリウム敷のスタジオに戻ってしまいました。アリーナ席の皆さんは《壁の花》として立ち見に。
 ハンドクラップ・ダンス・ジムでの先代タップ・ダンス担当の松本晋一さんの振付作品を主宰の藤崎光代さんに贈るというコーナー。
 ご存知、松本さんの作品はフロア一杯に大きく動くのでアリーナ席を撤去してしまったのです。
 凄い演出。
 松本さんのソロ・ナンバーとして記憶される“The Song Is You”をスタジオ一杯に踊る加藤さんとAkkinさんを見ながら、人を思いやる、気遣いを忘れないタップ・ダンサーの姿に感動しました。
 そしてライブ終了と同時に後片付けまで終了してしまった段取りの良さに感心してしまいました。
 私の知るスタジオ・パフォーマンスで最も記憶に残っているのが、1990年代加藤邦保先生のスタジオ・タップインが、上野駅と鴬谷駅の間にあった頃。その素晴らしいメンバーと共に加藤先生と松本晋一さんの演出が忘れられません。
 オリジナリティ溢れるスタジオ・ライブを考えた加藤忠さんお疲れ様でした!
 そしてAkkinさん、これからもどんどん輝いて下さい!

天野 俊哉




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