TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.1072 雨がやんだら?関内ホール(後編)
 実に3年ぶりくらいの関内駅。ホール周辺のお店、特に飲食店の移り変わりの速さには驚きます。
 いつもお世話になっている《命のつどい・ふれ愛コンサート》
 Y'sTapDancePartyの出演予定時間は15時45分とか。
 私はその4団体位前から1階席後方に着席しました。
 私の少し前には業者さんのビデオカメラが二台ドーンとセッティングされているので、その後ろのセンターブロックは穴場なのですね。
 ソロでのバレエ演技が行われているステージ上が思ったよりも狭く感じました。Y'sのキャストは、今回25名から26名が並ぶと聞いていたので少し心配に。
 ベリーダンスの様なエキゾチックな9名の女性の踊りが終わり、一度緞帳が閉まります。
 グループ名、曲名の紹介に続いて緞帳が上がると、私の心配をよそに、22名の男女キャストがキレイに並んでいます。
 “I'm Just A Gigolo”はY'sの若きインストラクター大髙日果実里さんをセンターに大人のタップダンス・グループの皆さんがズラリ。途中で全員がフェード・アウトしてしまい、替わりに男女4人がステージ上に。ここはジャズダンスの方のパートでした。ナイスな構成。最後にもう一度タップのグループが現れます。
 音楽の音量が高くてタップの音が少し聴きづらかったですが、作品のマイナス・イメージにはならず。
 ご存じない方が多いと思いますが、このチャリティの公演には舞台での場当たり稽古やリハーサルがありません。そう、ぶっつけ本番なのですね。
 舞台上が暗転すると、板付終わりの20何名と次の20何名が入れ替わるのですが、ブルー暗転じゃありませんでした!かなり暗い、暗転そのもの。
 “スローバック#1”の曲がかかり、照明がパッとついたら、前よりも多い25名が板付で並んでいます。あちらこちらに子供の姿も。
 最初、最前列上手・下手の一番端にいる子供さんが照明の枠に入っていなかったので気になりましたが、照明スタッフさんが直ぐにフォローの明かりを入れてくれた様です。この子達がえらく上手かった。
 「最近踊ってないなあ?」と思いながら、全員が見事に揃っているのに感心してしまいました。
 “Ballerina ~be my lover”は、Y'sの誇るジャズダンスの名手YUKIさんのグループ作品。踊れる4人に交ざって、あまり踊らない男の子に注目。最初は「振付を忘れてしまったのかな?」と思いきや、要所要所で他の4人に合わせてくるのです。まだ教室に入会して間もない生徒みたいです。その止まっている時間があまりにも長いので、普通なら入ってこれないはず。彼、将来大物になりそうです。
 さらに舞台上には、26名が並び、懐かしの“ティー・フォー・トゥ”。
 「最近踊ってないなあ?」と思いながら、「これって移動しないと踊りづらい曲じゃない?」と、とんでもない事に気づいてしまいました。
 いやあ、良く稽古したものですね。
 さらに感心したのは、この曲のラストで中々暗転にならず照明が当たったままなのに、キャストの誰一人微動だにせずポーズのままだった事。
 良く教育されてますな。
 そしてラストは、私達も踊った“Jewels Swing”。
 大髙さん、佐藤智美さん、渡部直子さんらベテランを除くと今回初挑戦の方が多かったはず。初めて見る男性もいるし、頼もしい気持ちで拝見しました。また、自分達の時みたいに出忘れかけたり(誰だ?)、ジャケットのボタンをかけ忘れたり(誰だ?)、シムシャム間違えたり(誰だ?)するおバカなNGが全く無いことにも感心しました。
 11年目を迎えたY's出演のチャリティ公演を拝見して、先ずは先生方の指導力の高さを感じました。また、生徒さん達の努力もひしひしと感じました。
 自分は指導者としてもダンサーとしてもまだまだだな?と少しだけ反省をして関内ホールをあとにしました。
 皆様お疲れ様でした!

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.