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Vol.1053 JAM TAP DANCE COMPANY公演そのA
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ストローハットに黒タキシード姿ステッキを持った白川希さんが女性8名を従えて“Avalon”を踊り下手にフェードアウトした後、すぐに現れ加藤先生の今回の公演のコンセプトを述べます。さらに先日起きた熊本県の震災に触れ、浦上雄次さんがお仲間と始めたpower of Tapの活動を紹介します。そして映像が写し出される中、浦上さん達が踊ります。
今回一番感動した場面です。言葉一つ伝える事って大切だと思います。加藤邦保先生はそれを忘れない方なのですね。
さて、最後に日本のフレッド・アステアこと白川希さんと初デュエットに挑戦させられた戸津晃子さん。実は何となく白川さんの新しいパートナーには戸津さんかな?と予想してました。
私がとても嫉妬したのが使った曲が何と“Charmaine”。私が30年温めていた曲、しかもスイングの演奏に美しいストリングスが絡む。
どこから出てきたの?こんなにキレイな“Charmaine”。
もう、ずっとムカムカしながら見てました。早替え前のブルーの衣装がチャーミングで、ハンサムな白川さんとのバランスも良かったです。戸津さんによるとブルーの衣装は10代をイメージしてとか?なるほど若々しく見えました!
さて白のフォーマルに早替えしての“Begin The Beguine”。フレッド・アステアとエレノア・パウエルが振付した世界最高のタップ・デュオ。白川さんは今までよりグッと余裕があり、戸津さんをしっかりサポートしていました。初チャレンジの戸津さんが映画のエレノア・パウエルみたいに必死で、白川さんに遅れを取るまい!そんな風に踊る姿が感動的でした。ラストのターンが始まったあたりから思わず拍手をしてしまいました。二人は音楽が聴きづらかったかも知れませんが多くのお客さんも同じ気持ちだったようですよ。本当にお疲れ様でした!
加藤邦保先生のこのJAM TAP DANCE COMPANY公演があることで、出演を目標にする若いタップダンサーが沢山育つのだと思います。まだまだお若い加藤先生、これからもご活躍下さい。
天野 俊哉
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