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Vol.1040 NTDを終えて〜なかびのできごと
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日曜日の朝にはキャストの為に30分間のステージ開放があり、希望者は自由参加で足ならしが出来ます。
〈9時45分から10時15分まで〉
さて私の楽屋は何故か女子2名(NTDアンサンブルの振付をされてる谷口翔有子さんとAkkinさん)がおります。
楽屋の上からカタカタとタップの音が聴こえてきたので単純に時間だと思ってしまったのと、谷口さん達が「時間よね」とか話しながらタップ・シューズを持ちステージに向かいましたので私もつられて彼女達につづきました。
ステージ上には早くも女性7人がキレイに並んで熱心にステップをふんでいましたので、私もその横に並んで踏み出しました。
ステップが2コーラス目にさしかかった時、大音量が鳴り響き、冨田スタジオのナンバーが始まったのです。
ハッ!とした私が場内の時計を見るとまだ9時30分です。音響さんの直しの時間だった様で私は慌てて袖に逃げると、今回NTDアンサンブルで出演の菅谷藍子さんがそこにいました。菅谷さんはこの《ステージ開放一番乗り組》の同志なのですが、この日はNTDアンサンブルの方々の直しの為待っていたそうです。
やっと時間9時45分になり自分の立つ位置で何回か踊りました。Y'sのお嬢様達も集まっていました。
さて、このあと淺野先生より私達に衝撃の指示が出されました。
「二列目の四人が私に並びます!」
奈菜さん、橋爪さん、私に美穂さんの四人ですね。
えっ、嘘でしょ?
怖いからイヤだ!
なんて言えませんよね。
初日に見えたお客様からのご意見からの秘策にちがいまりません。
腹を決めて昼の回を踊ると、初日に続いて中日も観た知人からは《格段の差》なる感想が送られてきました。最前列になった私達も怖かったけれども、何故か初日よりも踊りやすかった!のです。ただ、お客様からは凄く近いし、淺野先生が見えないし、まるでソロを踊っている気分。もっと皆に紛れて踊りたかったです。
でもとてもよい経験が出来ました。
もう少しつづく。
天野 俊哉
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