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Vol.1038 NTDを終えて〜二日目
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二日目と言っても実はここからが本番な訳ですね。
せっかく仕事も休み、一日タップダンス観賞なんて贅沢な時間を頂いたのだから思いきり楽しまなくては。
かつて新宿歌舞伎町の外れの《NTDシアターアプル時代》は朝から風俗の呼び込みのお兄さんをかわしながら劇場に向かったものです。
一度人形町の劇場で《東京リズム劇場》の公演があった時など、調子にのってロイヤル何とかホテルのカフェテリアでモーニングを食べたところ、¥2000幾らなんて額をぼったくられました。庶民の敵じゃあ。
ここ数年、NTD公演では大門駅近くの上島珈琲店でモーニングを食べることが増えました。朝からモダンジャズが流れる店内なんてNTDにピッタリです。値段だって朝マックより安いのです。カロリーも低いし。
上島珈琲店で一時間ほど過ごしてからメルパルクホールの9時オープンと共にキャストの皆さんとなだれ込みます。
ちなみにY'sは前夜にリハーサルを終えているのでこの日の集合はお昼頃です。
最初は穴田英明さんのグループからスタートしました。どのグループも二、三回踊るのでじっくり観ることが出来ます。大金を払って入場されるお客様よりかなりお得でございます。
失礼。
右を向いても左を向いても暴君だらけ、NTD戦国時代を経験してきた私にとって、現在のリーダーの先生方は優しいし、態度のでかいダンサーもいないので良い環境でホッとしてします。
Y'sを含めて今年はさらに新人の方が多いのと、何と言っても子供時代から先生に習っている生徒が本当に多いです。ある団体の先生に「去年踊っていた上手い男の子はどうしたのですか?」と聞くと「えっ、この子がそうなんです!」と今回一緒に踊っていた背のスラッとした若い男性を指さしたのです。たった一年で随分成長するものですね。
橋本祥先生のところのたくと君という可愛い坊やも加藤忠君より全然おおきくなり男っぽくなったし、Y'sの背の高いお嬢さん達だって淺野先生よりずっと(背が)小さい頃から習っている訳ですからね。
以前はFUMIKOさん率いるStudio tafuの皆さんくらいだったアットホームな空気感が今ではどの団体にも流れているのです。
つづく。
天野 俊哉
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