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Vol.1024 NTDに向けてJ合同リハーサル1週間前
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合同リハーサルを1週間後に控えた暖かい日曜日。
戸塚のスタジオに到着すると、あのお経のようなメトロノームの音が。
その音に合わせて可愛い三人娘がコツコツ稽古中。
やがて淺野先生がプリン君とパパとカメラマンさんとやって来た。
お経のような音を初めて聴いた先生「ネェ、この音止めない?」とすぐにNGが出されてしまいました。
私が思うにNGの理由は、単なる先生の音の好き嫌いではなく、お経のようなフラットな音に耳や身体が馴染んでしまうのを避けるためだったのでは。
「この音止めない?」には「実際の曲を何十回も聴いて何十回も踊り込まないと振付のニュアンスは身に付かない」という意味がこめられていたと思うのは深読み過ぎかな?
さて、カメラマンさんは先日撮影した私達の写真をチェックしてもらうために掲示板に貼りに来たようだ。より美人に、より男前に見えるように肌の色が艶やかに。背景の机周りやカーテンも処理されてスッキリした印象になっていました。
多分、私に気を遣ってプリン君を抱っこさせてあげよう!と思ったパパ。「天野先生と待っていなさい!」とプリン君に言うや、私の膝の上にボンとプリン君をのせました。そしてサッと私達から離れたパパ。
大変だったのはそれからで、知らない伯父さんから逃げようと私の膝の上で立ち上がり、もう飛んで行かんばかりの暴れ方です。
「パパ、僕を置いていかないでぇ〜!」
これプリン君の心の声。
まわりで皆が大笑いしている。
何かあったな?こんな映画。あっ!「チャップリンのキッド」のワンシーンだ。浮浪者のチャップリンと浮浪児ジャッキー・クーガン君が引き離される涙の場面。オレ悪役か?
やがて嵐のような時間が過ぎ、プリン君はパパと仲良く帰って行きました。
この日は全て淺野先生の指導なので、私の間の抜けた稽古と違ってピリピリ。皆にも緊張がはしる。
最後に「またやるんかい?」と思ってしまう何回めかの衣装チェック。女子のスパンコールの数が段々増えてきた!
さらにはメイクやつけまつげの話等があり、三郷への交通ルートの説明をして解散。
皆がいなくなったあと、淺野・橋爪両名が松本先生振付の代表者ナンバーを稽古。相変わらず凝った振付にニヤニヤしてしまいました。
三郷での合同リハーサル頑張らねば!
天野 俊哉
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