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Vol.1010 ジーン・クルーパ/バンドリーダー大活躍
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「ミュージカル映画特集−ジャズで踊って」に関連する人物を取り上げる何の役にも立たないムダなコラムです。グズグズしてると上映が終わってしまうので急ぎましょう!
“ドラミン・マン”と言われたスイング・ドラマー最大のスターがジーン・クルーパです。
ベニー・グッドマン楽団在団中に出演した「聖林ホテル」(1937)での“Sing Sing Sing”は、やはりジーンのプレイが視覚的に魅力あるからこそ歴史に残っているのです。
やがてベニーとケンカ別れをして退団、独立をして自己の楽団を結成してから出演したのがゲイリー・クーパー主演の「教授と美女」(1941)です。この時代ジーン最大のヒット曲である“Drum Boogie”をたっぷり演奏しますが、ちょっとしたオマケがありますのでそちらもお楽しみに!
映画にも出演してせっかく軌道に乗った楽団でしたが、1942年ジーンがマリファナに手を出して逮捕される事に。
翌年、刑期を終えて出所したものの誰からも振り向かれなくなったジーンに最初に声をかけたのがベニー・グッドマンだったそうです。
後年、伝記映画「ジーン・クルーパ物語」が作られ私も観たのですが、映画ではマリファナ事件のあと声をかけた人物がベニーではなくトミー・ドーシーになっていました。
はたして真実は?
天野 俊哉
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