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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1002 「ミュージカル映画特集−ジャズで踊って」第2週
 瀬川昌久先生の新刊発売を記念して3月5日(土)から渋谷シネマヴェーラにてミュージカル映画が上映されます。
 今回は第2週の3月12日(土)から3月18日(金)までを取り上げます。
 まず特出すべきは日本タップ界の伝説、この3月に生誕100年を迎える中川三郎先生が戦前に主演した日本のミュージカル映画「舗道の囁き」(1936)が3月12日(土)の朝11時からのみ特別上映されること。しかも瀬川先生の解説が付くのです。ぜひ皆様には瀬川先生のお話を聞いて映画を観て頂きたいですね。
 さて、ミュージカル映画特集の方は、ハリウッド・ミュージカル映画史に残る3作品が並びます。
★アステア&ロジャースのRKO作品
「コンチネンタル」(1934)
Tap Dancer
フレッド・アステア
ジンジャー・ロジャース
★アステアのミュージカル作品+MGMミュージカル作品
「踊るニュウヨーク」(1940)
Tap Dancer
フレッド・アステア
エレノア・パウエル
ジョージ・マーフィー
★ワーナーのレビュー作品
「四十二番街」(1933)
Tap Dancer
ルビー・キーラー

 どこがどう素敵なのかは劇場チラシの瀬川先生の丁寧な解説をご覧になってくださいね。
 この週より瀬川先生らしいこだわりがチラホラと。
 そうビッグ・バンドです。
★アステアのミュージカル作品+ジャズ関連作品
「セカンド・コーラス」(1940)
Tap Dancer
フレッド・アステア
Jazz Men
アーティ・ショウ楽団
★ジャズ関連作品
「教授と美女」(1941)
Jazz Men
ジーン・クルーパ楽団
★ジャズ関連作品
「ヒット・パレード」(1948)
Jazz Men
ベニー・グッドマン
トミー・ドーシー
ルイ・アームストロング
チャーリー・バーネット他
 この2本の作品「教授と美女」「ヒット・パレード」は製作者・監督・脚本が同じ作品で、いささか問題があるのですが、今回は瀬川先生のお祝い上映会ですので本音は申せません。
 あしからず。
 もう少しつづく。

天野 俊哉




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